30,
2007
追手に帆かけてシュラシュシュシュ〜と、東京藝術大学大学美術館で開催中の「金刀比羅宮書院の美」展に行ってきました。

さぬきのこんぴらさんには随分昔に一度だけ行ったことがありますが、あの石段を上がるのに精一杯で、その他のことは記憶なし。これは観に行かねばと。それに、昨年からにわか若冲ファンになった私としては、若冲の絵も展示されているのが気になるところ。
片岡愛之助ナレーションの音声ガイドを借りて、3階の会場へ。最初は、円山応挙の絵が続きます。今回の展示は、単に絵をずら〜っと横並びに並べるのではなく、金刀比羅宮での配置そのままに展示されています。虎の間では、右手に有名な「水呑みの虎」、正面に「八方睨みの虎」、さらに左手にも2頭の虎と、三方を虎に囲まれることになり、実際の部屋で絵を見る感覚を味わうことができます。おまけに、思った以上に顔を近づけて見ることができる! 「水呑みの虎」はちゃんと舌先が水の中に入っているんだ〜。
若冲の「花丸図」は、花オンチの私にはユリ以外の花は何がなにやらさっぱりわかりませんでしたが、襖一面にびっしりと花々が描かれていて、色鮮やかなこと! その上、葉っぱの虫食い跡まで描かれていて、さすが若冲。芸が細かいです。ますます若冲に興味がわき、帰りに売店で「もっと知りたい伊藤若冲」という本を買ってきました。
今回の展示、実は複製品もまじえてのものでした。勿論、どれが複製品であるのかはちゃんと明示されていますが、それらの前には必ずといっていいほど「これはキヤノンの大型インクジェットプリンターで印刷しました」という表示があり、はじめのうちは「さすがキヤノンさん! すごい」と思っていたものの、最後のほうは少々興醒めてしまった感もなきにしもあらずです。
地下会場は、金刀比羅宮に奉納された絵馬や船模型が展示されていました。ここで笑ってしまったのは、最後の「こんぴら狗」の展示物。「こんぴら狗」とは、江戸時代、ヒトが金刀比羅まで行けないときに、飼い犬に代わりに行ってもらうというもの。首に金刀比羅宮参拝の袋を巻きつけた犬が、心やさしい旅人の手によって次々とリレーされて、金刀比羅宮まで行き、お参りを済ませると、また旅人の手で主人の元まで戻ってくるという仕組み。今じゃこんなこと、とても無理ですね。江戸時代の人々の大らかさや優しさ、見習いたいところです。
その展示物がなんとコレ。うちにあるのと全く同じ置き物でした。

音声ガイドは、画像付き(静止画像ですが)でした。初めてです。携帯か、それよりほんの少し大きいぐらいの画像ですが、例えば社殿全体や、境内の風景などを手元で楽しむことができます。それを見ていたら、また、こんぴらさんに行きたくなりました。勿論、お遍路で香川に行くことにはなりますが、それは一番最後。今のペースだとあと4年ぐらいはかかりそうです(ーー;) また、行けたとしても、今日見た絵のある書院に全て入れるとは限らないので、この展覧会は貴重な機会となりました。
隣の部屋では「歌川広重 名所江戸百景のすべて」も同時開催中。金刀比羅宮展を見た人は、無料で見ることができます。なじみのある地名の浮世絵ばかりなので、すごく身近に感じれらて楽しかったです。「名所百景」をガイドブックにして、東京をお散歩してみたくなりました。

さぬきのこんぴらさんには随分昔に一度だけ行ったことがありますが、あの石段を上がるのに精一杯で、その他のことは記憶なし。これは観に行かねばと。それに、昨年からにわか若冲ファンになった私としては、若冲の絵も展示されているのが気になるところ。
片岡愛之助ナレーションの音声ガイドを借りて、3階の会場へ。最初は、円山応挙の絵が続きます。今回の展示は、単に絵をずら〜っと横並びに並べるのではなく、金刀比羅宮での配置そのままに展示されています。虎の間では、右手に有名な「水呑みの虎」、正面に「八方睨みの虎」、さらに左手にも2頭の虎と、三方を虎に囲まれることになり、実際の部屋で絵を見る感覚を味わうことができます。おまけに、思った以上に顔を近づけて見ることができる! 「水呑みの虎」はちゃんと舌先が水の中に入っているんだ〜。
若冲の「花丸図」は、花オンチの私にはユリ以外の花は何がなにやらさっぱりわかりませんでしたが、襖一面にびっしりと花々が描かれていて、色鮮やかなこと! その上、葉っぱの虫食い跡まで描かれていて、さすが若冲。芸が細かいです。ますます若冲に興味がわき、帰りに売店で「もっと知りたい伊藤若冲」という本を買ってきました。
今回の展示、実は複製品もまじえてのものでした。勿論、どれが複製品であるのかはちゃんと明示されていますが、それらの前には必ずといっていいほど「これはキヤノンの大型インクジェットプリンターで印刷しました」という表示があり、はじめのうちは「さすがキヤノンさん! すごい」と思っていたものの、最後のほうは少々興醒めてしまった感もなきにしもあらずです。
地下会場は、金刀比羅宮に奉納された絵馬や船模型が展示されていました。ここで笑ってしまったのは、最後の「こんぴら狗」の展示物。「こんぴら狗」とは、江戸時代、ヒトが金刀比羅まで行けないときに、飼い犬に代わりに行ってもらうというもの。首に金刀比羅宮参拝の袋を巻きつけた犬が、心やさしい旅人の手によって次々とリレーされて、金刀比羅宮まで行き、お参りを済ませると、また旅人の手で主人の元まで戻ってくるという仕組み。今じゃこんなこと、とても無理ですね。江戸時代の人々の大らかさや優しさ、見習いたいところです。
その展示物がなんとコレ。うちにあるのと全く同じ置き物でした。

音声ガイドは、画像付き(静止画像ですが)でした。初めてです。携帯か、それよりほんの少し大きいぐらいの画像ですが、例えば社殿全体や、境内の風景などを手元で楽しむことができます。それを見ていたら、また、こんぴらさんに行きたくなりました。勿論、お遍路で香川に行くことにはなりますが、それは一番最後。今のペースだとあと4年ぐらいはかかりそうです(ーー;) また、行けたとしても、今日見た絵のある書院に全て入れるとは限らないので、この展覧会は貴重な機会となりました。
隣の部屋では「歌川広重 名所江戸百景のすべて」も同時開催中。金刀比羅宮展を見た人は、無料で見ることができます。なじみのある地名の浮世絵ばかりなので、すごく身近に感じれらて楽しかったです。「名所百景」をガイドブックにして、東京をお散歩してみたくなりました。
プロフィール






もしかして、みんな上達してる?














