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最終目的地は奈良博物館。奈良に向かって移動途中にある宇治を巡ることに。
「特別拝観」とか「秘仏公開」という言葉に滅法弱いワタクシ。数日前の新聞で「平等院内の羅漢堂を特別公開」という記事を目にしていたのでした。

まずは、京阪電車・三室戸駅で降りて三室戸寺へ。こちらも西国33所観音霊場の一つです。その割に人があまりいません。あじさいが有名なので季節外れということもあるのでしょうが。

御朱印をいただいていたら、すぐ側に「観音様の足の裏 特別拝観中」の文字をはっけーん♪ お願いしまして収蔵庫の中に入れていただきますと、阿弥陀三尊のお一人、観音さまが後ろを向いて座っていらっしゃる。近づいて見ると、足先が見えるではありませんか。小さくてふっくらしていて、小さな子供のような足。かわいらしいこと。正座姿の観音さまなのですが、足まで彫られているのは珍しいのだとか。同じく正座姿の勢至菩薩さまは衣で隠れていて、足は見えないのだそうです。
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お寺を出ると、老若男女たくさんの人がゾロゾロと歩いています。この人々は何? 答えは電柱にありました。「宇治十帖スタンプラリー」。ああ、そういうことですか。知っていれば、スタンプの台紙をもらってくるんだったのに。行こうとしている道はラリーコースにすっかりかぶっているのだから、けっこうスタンプを集められたと思うのですが。

ゾロゾロの一員になって歩いていたら、あっさりと宇治上神社に到着。世界遺産です。ボランティアガイドさんの解説を聞きつつお参り。
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再びゾロゾロの中に混じって、次は“橋寺”こと放生院へ。門前にスタンプポイントが設置されているのですが、ほとんどの人がお寺には入らずに、スタンプをポンとしてもらうと、次に移動してしまいます。拝観料を取られるし、無理ないのかな〜(放生院は、境内は無料です)。
放生院には日本三古碑の一つ「宇治橋断碑」があるので、是非見たいと思いお寺に入ってみると、境内に、青いシートを被されたそれらしきものが建っていました。ちゃんと屋根つき、鍵つきの覆いで囲まれています。見学と御朱印をお願いしたのですが、つい「御朱印をお願いします」ではなく「納経をお願いします」と言ってしまったら、「それでは書いてくる間にどうぞ」と言われ、般若心経を唱えることに。本来はそれが正しいあり方ではあるのですが、思わぬ展開でした。思わぬついでに、お説法まで(笑)。
ビニールシートを取って断碑を見せてくださり、刻まれている文字の内容、何でここに建てられているのかなど、詳しく教えていただきました。で、説明が終わると、またシートを被せて鍵かけて厳重に保存です。ちなみに見学料は200円。石碑の拓本(一部)と、全文を記した印刷物がいただけます。漢文、返り点付きです。なので、読めます(笑)

宇治川のほとりを興聖寺に向かって歩いていると、すっかり黄葉した大きな銀杏の木が。あたりの木々はまだ緑でしたが、この銀杏だけはすっかり黄色に。ホレボレ〜。
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興聖寺では、ボランティアガイドさんにお話をうかがいながら拝観。宇治上神社にもシニアのボランティアガイドさんがいらして、少し説明を聞いたのですが、皆さん「歴史大好きオーラ」全開で、案内している表情も生き生き楽しそう。

川を渡って平等院へ。鳳凰堂内部の拝観は時間制。今から予約しても入るまでにあと1時間以上はかかるというので諦めて、羅漢堂と鳳翔館だけ見てきました。修復が終了した鳳凰堂は大人気。入りたかったんだけどな・・・。

羅漢堂は鳳凰堂の裏手にある、ほんの小さなお堂でした。見学は外から覗き込んで。羅漢堂というだけあって、お堂の中には羅漢さんが祀られています。天井には、こぶりながらも迫力ある龍の絵。「ほほ〜、いいですねぇ」と例のオペラグラスで見ていたら、私の横にいたオバサンが「すごいわぁ、この羅漢さん。ちゃんとギョガンが入っている! ギョガンよ、ギョガンよ」と連れの人に話しかけていて、思わず「レンズかい!」とツッコミ入れたくなりました。正しくは「玉眼(ギョクガン)」です。
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鳳翔館は以前じっくり見たことがあったので、さらっと済ませ、平等院を後に。鳳凰堂は、またの機会にということで。

朝から歩きっぱなしだったので、中村藤吉本店でうじきんソフトを買って一休み。一昔前の私なら、絶対に食べないようなシロモノですが、オイチイと感じるのは年とった証拠でしょうかねぇ。
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JR宇治駅から奈良線に乗って奈良へ移動。
奈良国立博物館へ行く前に、興福寺でも秘仏拝観があるので、まずはそちらへ。せっかくなので、久しぶりに国宝館にも入ってみましたところ、人が多い! 国宝館でも、特別拝観をやっていたのでした。それは、八部衆が全員集合。もちろん阿修羅像が一番人気!

国宝館を出て秘仏公開の大圓堂へ。10分ほど列に並んで中へ。さらに10分ほど並んで仏像前に。
と、とおい(ーー;) 遥かかなたに(大袈裟か?)秘仏が立っておられました。再び、オペラグラスの出番です。秘仏だけあって、世間の風(?)にさらされていなかったせいでしょう。艶やかでとても美しい観音様でした。艶やかさや飾りの豪華さという点では泉涌寺の楊貴妃観音に近い印象。「次にいつ公開されるかはわかりません」と、ガイドの方が決めゼリフのように叫んでいたのが印象的でした(笑)

最終目的地、奈良国立博物館正倉院展」へ。もう夕方近くになっているし多少は空いているのではないかと期待していたのですが、大甘でした。入り口前に列が蛇行しています。会場混雑のため入場制限をしているとかで、列は遅々として進まないし。でも、ここまで来て見ずに帰ることはできませんから、我慢するしかありません。
外がこんな状況なのですから、いくら制限しているとはいえ会場内はもっとすごいことになっておりまして、見学するのは容易じゃありませんでした。特に混雑していたのが、「墨絵弾弓」前。黒山の人だかりな上、最前列の人が全く動かず。弓に、中国雑技団の人々が演技しているような様子のかわいいが描かれています。みんな実物を見たいですよね。私だって見たい! なんとかジリジリと前に移動し、この眼で見ることができました。しかし、動かない人々に対して罵声が飛んだりしないのですから、みな礼儀正しいというか我慢強いというべきか。
大混雑の中、まぁ何とかほぼ全品を見てまわることができました。ぐったりして博物館を出ると、おぉ、きれい! 博物館前に無数の灯りが灯され、ゆらゆらと揺れておりました。夏に行われている「なら燈花会」の正倉院展バージョンが行われていたようです。そして、入り口には相変わらず行列が・・・。
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近鉄奈良駅発18時の特急を予約してあったので、急いで駅に戻り、特急に乗って京都へ。京都駅で会社へのお土産とお弁当、ビールを買ってのぞみに乗車。乗ったと同時にビールをぐびっ。結局、この日も食したものは、うじきんソフトとカロリーメイト2本だけだったのです。お弁当も完食。あとは新横浜まで寝るだけ。

久しぶりの京都・奈良ということで、あれやこれや行きたいところ、見たいところをぎゅーぎゅーに詰め込んで回ってきましたが、ほぼ目的は達せられたので大満足。もう少し食生活をまともにできれば、もっと良かったけれど。来月また「京都検定」受検のために京都に行く予定なので、その時は、もっとゆったりと、お昼もちゃんと食べられるようにしたいと思います。

ああ、リフレッシュしたよ〜。
コメント
うーむ
2日目も大満載ですね。(笑)
それにしても正倉院展の混み様は聞いていますが、行ってみたいけど行く前からうんざりしてしまう・・・。
だから一度も行ったことがないんですよねえ。やっぱり平日の早朝でしょうか?
そして興福寺国宝館八部衆も仏像フェチの友達が「ウン年ぶりに全員集合するのよ〜!」と興奮して話していましたが、結局見に行けそうにもないです。
下手に近いといけませぬな。
2007/11/15(Thu) 20:38 | URL | みいちゃん | 【編集
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